『万年筆』には色々な物が有ります。
1000円未満の物から、高い物だと2百万、3百万円もする物まで。
パイロットカクノのように1000円(本体価格)の物でも、万年筆の基本的な機能を備え、1000円とは思えないほど使いやすいペンもあります。
一体何が違う?
そんな高額な万年筆と1000円くらいの万年筆、一体何が違うのでしょうか?
高額な物は、金やプラチナ、銀などの貴金属を使い精密な彫刻が施されている物、また蒔絵、蒔絵と言っても研ぎ出し蒔絵などを施された万年筆になれば1本の万年筆を創るのにも何か月と言う歳月をかけ、念入りに仕上げて行き、まさに美術工芸品というようなもので、高額になるのはうなずけるところです。
またペン先も18金や21金を使った物、また18金やプラチナを使って装飾したりでそれも高額になります。
それに対し、低価格の物は軸がプラスチック、ペン先もステンレススチールを使い、機械で大量生産されているので低価格です。
このように万年筆の価格の差は、使用している素材や手のかけ方によって生まれてくることが多いです。
CUSTOM URUSHI
しかし、そのような貴金属を装飾に使ったり、蒔絵などの美術工芸品的なものでは無く、シンプルで、ペンに指を添えるだけで気持ちよく書ける、本当に素晴らしい万年筆があります。
それはパイロット万年筆 CUSTOM URUSHI (カスタム ウルシ)です。
CUSTOM URUSIはエボナイト樹脂のボディに高品質な蝋色漆が施されています。
ペン先は特大型30号 、18金とプラチナのバイカラー(2色)になっています。
ボディの太さはペリカンM800やモンブラン146よりも太いです。
レビュー記事を読む
「世界一の万年筆かも知れない」「常に持っていると頼もしい存在」(文具ライター納富康邦氏)
「一生手放せなくなる筆記具」
「文句なしに最高の国産万年筆」
この他にもCUSTOM URUSHI の素晴らしさについて書いてるレビュー記事が沢山あります。
「軸は太く、30号という大きなペン先だが、筆圧が要らないのでペンに指を添えるだけで紙面を滑るような滑らかさで、力を入れずに気持ち良く筆記できる。」
「高品質な漆塗が手にしっとりと馴染み、その感触がたまらなく素晴らしく、しっかりとグリップされている安心感に包まれる。」
このペンは、筆記する時はキャップを後ろに挿さない方が書き易いかなと思います。
万年筆によっては後ろにキャップを挿さないと、少し短くなって頼りない感じがするものもありますが、このペンはそういう感じは全くありません。
使い慣れてくると、このCUSTOM URUSHIは筆記を楽しむ為の最高の万年筆だと思います。
モンブランマイスターシュテック149や146を愛用されている何人かの方に聞きましても、このペンは欲しい!と言われる方がとても多いです。
私自身、今まで沢山の万年筆を見て書いてきましたが、このペンは本当に素晴らしい万年筆だと思います。
私がお勧めし、買われた方にご感想を聞きますと「とてもいい、あなたに勧められて買ったけど、本当に書き心地がいい万年筆ですよ」と、仰っていただけました。
この万年筆、高価ではありますが、一生物として絶対の自信をもってお薦めします。
パイロット万年筆 CUSTOM URUSHI (カスタム ウルシ)FKV-88SR
最大径20mm 全長155mm 重さ 約44g ペン種は 中細 FM、中字 M、太字 B の3つ
軸
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色は「漆黒」と「朱」の2色があります。
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